世良さんに乗せられて、体が燃えている人
むしろ、背骨の髄液がズイズイ、ユイユイと懐炉(カイロ)のように熱くて、
体から湯気がでているんではないかという、そういう状態のことです。
これは聖なる炎ですので、別に「夏子」とは特に関係はありません。
チベットでは、この体内の炎で真冬の雪の中に座して、雪を溶かす、
または頭の上で水を「沸かす」なんてことで、シッディぶりを競ったとか
競わないとか。
なお、真冬でも、半そで、ビーチサンダルの米国人がいますが、
おそらく体熱がもともと高いか、それとも鈍感なのか、そのどちらかでしょう。
この手のタイプの肉体は、熱エネルギーを必要とするので、肉類の摂取
が多くなります。聖なる炎とも関係はなしです。
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さて、聖なる炎によって体が燃える場合には、
頭の上から清涼な滝の水しぶきが流れ込んでくるという体感的イメージと、
白湯を多めにのむのがいいでしょう(冷たいのはダメあるよ)。
香りは清涼油(バーム)でも良成。
で、足もみによっても、熱の流れはある程度、バランスをとることが可能です。