Web Vol 400の記事より:「外こもり」、「南国力」
さて、下川裕治氏のセミナーの模様という記事です、「南国力」から学ぶ、頑張らない生き方って!?という題がついてます。
でテーマが「外こもり」だそうで。少し記事を引用してみます。
「日本で契約社員やアルバイトの仕事をして、短期間でまとまった旅費を稼ぎ、物価の安い国に長期滞在することを繰り返す若者たちが増えています。そういう人たちを最近では「外こもり」と呼びます。」
なぜそうなるかというと、日本では生きづらいから、という風に執筆者は書いてます、そしてそれは経済大国・日本の格差の歪みによるものであろうと。
「そこで役立つのが「南国力」です。南国のゆるい生き方を知るだけで、彼らは肩の荷がふっと下りるような気持ちになるんじゃないかな。アジア=貧しいというイメージばかりが浮き彫りになりがちですが、それよりも日本人に今学んでほしいのは東南アジアに住む人々の「南国力」。良い意味で、頑張りすぎない生き方です。たまにはタイ人のように、歩き方をふっとゆるめてみることも必要です。」
さて、どうでしょうかね?
タイ人が「ゆるい生き方」をしているかどうかは、個人的には?ですが、まあ、確かにタイ人は刹那的な生き方、ビパッサーナでいけばアニッチャ的な生き方をしていることは確かでしょう、しかし、現実には問題だらけです。
所詮、「外こもり」というものがあるとすれば、それは「他人の芝が青くてよく見える」という類で、異国に身を置くことで自分の居場所を探しているってことなんでしょう。そうすれば、一人になれますし。
日本人はタイ人に比べると、陰鬱な人たちかもしれませんね。いつからこうなってしまったのか、まあ、おそらく高度経済成長期、所得倍増計画、そんなような頃からそうなっていったんでしょうか?それとも戦後でしょうか。