朝起きても体がイマイチ不調だ
理由はいろいろありえます。
1.ストレス
これは姿が見えませんから「ストレス」といわれてます。プレッシャーはいい意味で使われますし、姿は見えます。寝ながらも頭が活動している場合です、同じことを何度もなんども。これは不安の類や自己嫌悪や憎しみといった感情的なものを理性が屁理屈で自己正当化するときによく起きる類でしょうか。
2.不安定な食
過食、少食、拒食など。食事が不安定な人は、体も不安定になります。
3.骨盤や背骨の歪み、筋肉の凝りなど
肉体的な歪みは精神的な、感情的な歪みとリンクしているはずではありますが、この手の歪みは寝ることで普通は行われる気の循環(無意識の体の作業です)が滞りますので、疲れが取れません。
これ以外にもいくらでももっともらしい原因たるものはありますが、ここぐらいでとめて置いて。
これらが悪循環でどんどん積もっていくと、精神が緩やかに崩れていくか、エネルギーが虚の虚になるか、大病をするか、事故に会うかもしれません。これらは、「おい、ちょっとは自分の内面や体のことに気づけ!」という体の強い警告でもあります。
3は少なくとも自助努力でなんとななります。それがいい形で精神や感情にも反射していくはずです。鶏か卵か、そんな議論はどうでもよく、エネルギー的には体を調整して、体のメッセージを聴いていくことで、本来の精神的、感情的、価値観的な歪みは矯正されえます。そこが体の偉大な作用でもあります、体を軽視しすぎです、現代人は。
2も本人次第です。肉は食べないという倫理主義者もいいですが、そのためにはかなり多種類の野菜や食料を摂取しないといけません。サラダだけ食べてれば健康的だ、というのは全くの幻想です、また玄米は100%栄養食だといって玄米だけたべていればいいというものでも全くありません。そして、適切な形でない食のベジタリアンはイライラするか、軽うつ状態になっていくか、そんなところです、もしそうなら、もっと食について研究すべきです。
1は、見えませんが、ただ見えないストレスによる結果は自分で見えます、つまり感情です。感情的にぶれるところ、それを起しているものがストレス源の一側面と言えます。その原因を解消できない場合が殆どでしょう。いずれにせよ、自己正当化する独善ぶりがストレスを助長します。
いずれにせよ、時間、食、生き方はエンジョイするものであって、「悟り」なるものために自分を制約することでもないでしょうし、自分の不幸・災難の原因を他人の原因だと一方的に決め付ける態度も同じく自分を制約するものです。
他の人を理解できる人は、自分自身をよく理解している人だけとも言えます。
また、人間というのは「自由が一番!」というわりには、実に「制約される、縛れる」ことを好むんですよね。なぜかという不安になるからです。縛られることでその奥深い見えない根本的な不安が解消されると思い込んでいる、というわけです。人間関係はそういう視点でみると、からくりがよく見えます。
ちょいと長くなりました。
「起きても気分がイマイチ」な朝を迎えてしまったので、質問させてください。
悪夢からさめたあとの、感情の処理について。
目覚める寸前まで、長い、SF的な天変地異の夢をみていたのです。
笛のような音のするそよ風が吹くのが「天災」の前触れで、それから数秒間、沈黙が続いたかと思うと、爆発的な海の波、風、光が押しよせて、まともに浴びた人々が次々に命を落としていくというものです。
強い恐怖と、そのたびに生き延びたという心細い安堵感がくり返されたせいで、起きたらけっこうくたびれていました…。
こういう場合は「日頃抑圧していた恐怖感などが夢で解放された」と考えてあっさり流せばいいのでしょうか、それとも、夢から気づくべきポイントなどを念入りに考えたり、浄化を試みたりするべきでしょうか?
本題の内容からそれた妙な質問で心苦しいのですが、お時間のあるときにアドバイスいただけましたら幸いです。