人間の心理の適当さとバランス感覚の要について
ちょっと、もって回った言い方でしたが、簡単にいえば、
人間の考え方はあくまでも自己防衛心理に基づいている、ってことです。
自分にとって「快」提供してくれる人は「味方」であって、そうでない場合は、「敵」というわけです。
「社会に何も悪いことなんてしていない」という発想は、四面楚歌(周りがすべて敵か不明の状態)状態にある場合に、人間の自己防衛心理が自動的に選択するモードです。四面楚歌、背水の陣ですから、かなり切羽詰まった状態ともいえます。
こういう心理を長く保つと、かなり精神的に参ってきます。
自分の周りがすべて敵か不明(味方ではないらしい)というところを、よく見直す必要があります。実際はそうではないはずなのですが、そういうことも見えなくなります、人は追い込まれると。
なお、「あの人、うざい」といった類の言葉を使う人は、「自分がうざい存在である」ということを独白しているとも言えます。だからといって、そういう人が「悪い」わけでもないでのですが、エネルギー的には、自己撞着状態とも言えます。こういう精神状態や人間関係を保持すると、疲弊する自分を見つけることになります。ブーメンラン効果なんていう悠長なご時世ではなく、ご自身の発信されたエネルギーが名刀ムラマサぐらいの鋭さで戻ってきますから、よくよく何を自分がエネルギー的に発信しているか、言葉遣いをよく観察することです。
人の目や人の評価を気にする前に、自分自身の中心軸をちゃんと保つことです。さもないと、自分もどきが作り出す幻想や自己演劇の中で悲劇的になってくるかもしれません。せめて喜劇でいきましょう。想念自体は良し悪しではないんですけどね・・・。
これが少しでも目覚まし的言葉になればいいのですが・・・・・。
ご自身の心身を大切にしてください。
Wake Up, Wake Up♬(チューリップか財津和夫氏の歌にありましたね)