アラブ女性の色彩感 Arab Ladies' Color
アラビア語の衛星放送の女性アナウンサーを日々よく観察してみると気づくのが、色のちりばめ方だ。
日々、服の色が変わっていく、それにあわせてアイシャドも口紅もチークも、そしてイアリングとか、ネックレスもだ。 色はどちかといえば原色が多めだ、しかし単色。
で特徴的なのは、一つの基調色が決まると、それに右に倣えで、すべてがほぼ同じ系統の色で統一されるのだ、だから紫の服なら、アイシャドーも口紅もチーク、ラメ、装飾品もピンクから紫といった同じ感じでコーディネイトされている、ようなのだ。もちろん、個人個人だが、少なくともアラビヤ(Al-arabiya)のアナウンサーらはそう見える。
日に日に基調色が変わっていくから、日によって違うのだ。ある意味で五行の基調色をうまく日々変えているともいえる、もちろん、アラブ人がマヤ暦のツォルキンなどをチェックして色を選んでいるとも思えないが。
ここら辺に、アラブ人女性の色の感性が見え隠れする。複数の色はあまりちりばめないのだ、あまり。補色を活用するという発想はあまりなさそうか?
イギリスの女性は年を重ねるごとに服の色が原色でLovelyな服装になっていく。
もちろん、色もエネルギーだから、色に疲れてしまうこともあるだろう、でも、色を自分の生命力アップのために使うことももちろんできる、その人次第だ。
だから、「今日はあなたはどんな色?」と聞かれれば、アラブ人女性にとっては「黄色」「青」などの基調色を即答するのは、あんまり困難ではないだろう。
だからといって、挨拶なので、返答は「いいわよ」ぐらいのやり取りだけど。
でも、多くのアラブ人女性の眉は弁慶眉でえらく太く強調されているんだよなー、東洋的な
顔相でいくと、あんまり強調しない方がいいんでしょうけど。まあ部外者だから、だまっておこうっと。