脳力を鍛える!High-Speed Hearing of Mozart
かといって、立ち読み専科ではなくて、ちゃんと1万円ぐらい軽く使ってしまうので、ある意味でいい顧客のはずだ。
イエメンからはアマゾンで予約して本を確保せざるを得ないが、アマゾンでは見つからない、見落とすものがあるので、やはり書店にいけるときには行くのがベスト。
で、書店ではかならず「能力開発」ものは細かくチェックだ。特に脳活性法なんていう題名をみると、心踊り血湧く、というのは言いすぎだが、おそらく目の色が青に変わっているはずだ(欧米かっ!)
今回のその中で厳選した一品は、「七田式全脳活脳法・超高速モーツァルト・メソッド」(CD付)。
速聴、七田式、速読、指回しなどなどの手法はほぼすべて試してきた方だ。学生時代には、睡眠学習も大活用だ。まあ、正直、脳がよくなったとは感じないが、しかし、「なんとなくいいかも」という感覚が得られれば、まあよしとしよう。
なぜなら、左脳では理解できないことをやっているからだ。だから分析は無理。
個人的にはNLP(神経言語プログラミング)的手法は好きではない、これは簡単に言えば「言語による自己暗示」みたいなもの。なぜ好きじゃないか?ようは「私は○○である」といったポジティブな暗示をどんどん無意識層にインプットしていくからだ。
私は○○だ、としてしまうと、自分の無限の可能性が制限されてしまう、たとえそれがポジティブ・シンキングなものとしてもだ。
「私は○○」、「あなたは○○」という言葉を使うときは、自分、相手を制限するエネルギーを持つものとして慎重に取り扱う必要がある。これは言霊の中でももっとも強力なものだ。
When you say " I am ○○" or " You are ○○",
be most careful.
Because these sentences limit your endless possibilities.
Pay attention when you speak,
words are Spirit with creating.
で、七田式。
個人的には七田式メソッドはバランスが取れている、もちろん、能力開発という目的はあるが、それでも「あまり欲がない」手法と感じる。
でこのモーツァルト・メソッドは、Eine Kleine Nacht Muzikをオリジナルのスピード、2倍速、4倍速、8倍速、16倍速、32倍速で演奏したものを収録したCDを聞くもの。
感想。
右脳は音楽・絵、左脳は言語・論理という分け方が、あえて言えばあるが、このモーツァルト・メソッドをやると、私の感覚では、
右脳の左脳的動きと、右脳の右脳的動き、という微細な感覚が得られる。
つまり、右脳と左脳のインターフェース的な部分の感覚なのか、それとも、右脳の中にまたさらに左脳的、右脳的な部分が細分化されているものなのかはわからないが。右脳が右脳の中の左脳的な部分と右脳的な部分を使い分けている、ってこと。
比喩的にいえば、脳がマトリョーシカのように細分化されているという感じだ。右脳の中にまた脳(左右とも)があって、また脳があってと、入れ子状に・・・。
しかし、さすが16,32倍速までいくと、宇宙の雑音とし化表現できない感覚だ、だから脳も右脳の右脳的部分も「お手上げ」という感じ。しかし、アゲイン、この瞬間的な宇宙の雑音みたいなところに、モーツァルトの音楽が圧縮してデータとして存在しているわけだ。
ある意味でモンロー研究所(Monroe Institute)のヘミシンク(Hemisync)による体外・体内離脱(OBE or IBE)の際に活用するNon-verbal communicationやROTE(データ・ボール)に近い感覚といってもいい。
速聴は多次元的なコミュニケーションの訓練として十分使えそうだ。もちろん、通常の脳力開発にもつかえることは当然として。
Mozart music played by 16 times-faster speed is Great!
Speed Listening can develop
Hemisync conditions in Brain.