イエメン的お土産とイエメンへのお土産
で細工の技術をもっていたのは、ユダヤ系イエメン人、その多くはイスラエル建国とともに移住していったが(歌姫オフラ・ハザードも然り)。ジャンビーヤでさえも、湾岸諸国では形こそ違え、同じようなものか、としておこう、ここでは。
でイエメン的お土産ということになると、上記を除けば、やはり、イエメンの家、お買い得だ。以下ならイエメンでは高いが6ドルぐらいで手に入る。残念ながら土地はついてきませんけど。
または海のシルクロード、乳香のルートで交易された、乳香や没薬や香木など。乳香は、ハチミツのような色合いのものが絶品であるが、イエメンなら1キロ4000円ぐらいで手に入るはずだ、でハダラマウト産か、ソマリア産が主に手に入る。ソマリア産はさすがアフリカの大地のエネルギーを吸収していて、香りともに強力だ。これを薄荷飴みたく食べて、鼻孔にスーっとした感触を楽しむのがイエメン流。香炉で白い「乳」のような色合いと香りを楽しむのが私流、それだけで東方教会の古き聖堂に静かに佇んでいるような感覚になれるはずだ。
(乳香の薫は場や体内を浄化する)
イエメンへのお土産となるとこれはいつも困るが、もちろん文房具の類は喜ばれるであろうし、まあ何でもよいとは思うが。今回は和風の柄の手拭とかが美的によろしいのではということでチョイスしてみたところ。和風といってもおどろおどろしい龍とか虎とかそういう類ではありませんので。風流なってことですので。
(関係ないけどモリゾー Morizo)