日本的甘味 Sweets only in Japan
ほんの出だしに過ぎないが、でも、これらの一品、B級デザートですけど、海外(少なくとも中東)では食べられませんわね。ちなみにすべて中部圏もので、ソフトクリームが含まれているのが共通項、というかソフトクリームに絡んでのご報告。その他の甘いものは後日。
1.クリームぜんざい
いわずとしれたスガキヤの一品190円。クリームあんみつも同じ価格で。
なにより、ソフトクリームがこれでもかと乗っているところが、よろし。
でぜんざいも量が多いのにもかかわらず、厭きないこと。
なお、奥手にあるのがクリームあんみつ、ボリューム・味ともに銀座で食べるあんみつと遜色全くなし。
2.シロノワール
これも有名なカメダ珈琲の一品。注文すると「大でよかったですか」と聞かれるほど、ボリュームがある。「みただけで満腹」するともいえるほどの迫力が、特にソフトクリームがsensuous。
でソフトクリームの冷たさと、その下のクッションのきいた生地の出来たての熱さが妙にマッチしているところが、これまたオモシロキかな。
ただし、早くソフトクリームが溶けてしまうことと、大きいので取り分ける必要があるが、取り分ける際にソフトクリームの流線型がもろくもクリーム上の楼閣のように崩れてしまうのが美的には注意点としたいところ。
ちなみに右手の蜜をさらにかけて食べる。
3.各種ソフトクリーム
中東で日本人の舌になじんだソフトクリームをちょっとでも満喫するとしたら、マックしかないというのが私の中での地味な現時点の結論。
例えばドバイのマックの1DH(30円ぐらい)程度の小ソフトクリームは、ソフトクリーム断ちをせざるをえなかった人には、貴重な一品。ちなみにドバイで”Soft cream, please!”と愛嬌よく(度胸でもいいですけど)言っても”Oubeikka(欧米かっ)!"と言われるかどうかは別として通じませんでしょうな。
アラビア語ではアイスはbuzaといえばOKでしょうけど、ドバイはサービス業は殆どが外国人なので、インド式に”Ice cream cone, doiega, ji"と言ってみるのもいいかも。まあシンプルに”Ice Cream Cone”と言って、ソフトクリームを食べるフリをしてみれば○。
んでもって、抹茶ソフトクリームなんていう一品はそう簡単に海外では食べられませんぞ。ドバイでも見たことなし。
「中東で ソフトクリーム ブッダかな」
4.辻利等の抹茶各種アイス
いやー、抹茶アイスならなんでもいいはずなんだけど、抹茶アイスのチョイスが増えたので、ちょこちょこと色々な製品をチェック。
うーん、抹茶の苦味と深みと風味が漂うとなると、そうねー、チョイスはしぼられてくるかもね。
で、勿論、抹茶にお茶菓子、これが日本ならでは。この深緑を堪能できるのは日本人だからこそと実感するなー。これは、まさにカラーセラピーとアロマセラピー。
禅語にも「喫茶去」とあるけど、日常即道場、でも手軽に喫茶できるなんていうのは贅沢そのもの。抹茶にお辞儀すれば、道自ずと開かれん。Iftah ya ash-shay al-akhdhar!
5.その他
勿論、コージーコーナーのストロベリ・シャンテリも捨てがたいが、今回は東京の滞在は短く、食べられずの予定。
関東圏のデザートはこれまた奥深き牝門なり、玄の玄、幽も幽。
お後がよろしいようで。