サイカブト族? Rhinoceros Beetle Juice?
珍しくサイカブト族のカブトムシと見られる昆虫(生きてはいない)のオスメスを発見。
なお、超コクワガタとでいうべきものも見つけましたので、生態観察中。
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なお、瀕死寸前でひっくり返えったサイカブトの生体も採集。
どうやら、サイカブトはナツメヤシを中心とするライフサイクルで、ナツメヤシにとっては害虫、短足ですがサイのような短いツノの前足は強力。
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(6/29追記)
なぜか分かりませんが、オスのサイカブトが迷いこんできたので、つがいで飼育中。
オスとメスの行動パターンが人間くさい?ようにも見えますが。ナワバリがあるようで、餌もメスが独占。ツノが短く短足であるサイカブトは、兎に角、前に掘り進むという馬力に優れているようです。デーツの樹皮層をそうやって穴ぼこだらけにしてしまうということなんでしょう。
ここは年中暑いので、サイカブトのライフサイクルも通年のようです、ただしデーツが熟す時期が一番の繁殖時期なんでしょうか。デーツの匂いは、確かにカブトムシが好きそうではあります。おそらくデーツが落ちて積もり積もって土と混ざって堆肥状になったところで産卵、幼虫、蛹化、羽化しているのではないかと想像。
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(7/3)
とりあえず、デーツ的(ナツメヤシ)なマット、土の環境を整えて、メス?を入れたところ、大好物とみられるバナナにも目もくれず、そそくさと地中に潜伏。まあ、この3日間はバナナ三昧で十分栄養は蓄えたということでしょう。
しばらく、出てこないようであれば、おそらく産卵でしょうね。顔はメスなのですが、尻の赤毛がはっきりしないので、メスの確証なし。