どえらいディライーヤ Al Bujairi
حي البجيري بالدرعية التاريخية و الطريف
ディライーヤは、リヤドの郊外というか、もともと原点のいわゆるオアシス都市で1446年ぐらいから隊商ルートの中継点だったようです。
全長120キロとされるハニーファ川(Wadi Hanifa(وادي الحنيفة))を中心とする複数のワーディが流れ込んでますが、今でも地下水も豊かなようでハニーファ湖(ダム湖)もあり(今度チェック)、農場も点在してます。おそらく、ハリネズミもこのエリアにも多く生息しているはずです。
ディライーヤの名前の由来ですが、ドゥルーウ(الدروع)という部族の拠点であったらしいですが、彼らのエリアという意味でディライーヤ。盾のような城塞を築くのに長じた職能部族だったんでしょうか。祖先はアドナン系との由。
ワーディ・ハニーファを挟んでブジャイリ地区の向かい側にあるトライフ地区は1744年-1818年には第一次サウード王国の首都となり、その遺跡が2010年に世界文化遺産に登録されてます。現在修復中、遺跡に中に入れるのは年一回のオープンデーか、特別許可を入手するとかないとか。
ブジャイリ地区は近年の開発整備が行われたようで、憩いの場として週末は賑わい、Najid VillageやらBab Yemenといったレストランの他、多くのカフェもあります。
春日和ということで