”Equilibrium”
映像的には最後のアクションシーンはマトリックスのそれを彷彿させるものですが、それはそれとして、内容は、感情、感覚をもつことを否定された社会が描かれています、それに対するレジスタンスというわけです。
主人公ジョン・プレストンの手先の動きの映像ぶりがポイントなんでしょうね。手の感覚こそが感情を生み出す主要因でもあり、また彼の手先の動作の映像にブレストンの変化があらわれているとも言えます。
何より、子供の方が実はよく物事を見通しているというのも映画の中でそれとなく示されています。