ヒマラヤ聖者の教え Swami Rama
ジャスティン・オブライエン氏の著作による「次元の超越者 ヒマラヤの聖者の教え」を読み始めたところです、結構厚い本です。というのも「弟子」的なオブライエン氏のスワミ・ラーマとの25年間の記録をまとめたものだからです。
まだ全部は読んでませんが、ひとつ前の時代のまさに伝統的なヨガの教え、という感じでしょうか。ですので、新たな要素に適応するには不十分という感じもありますが、ただし、ヨガの伝統は自己完結しているが故に安定しています。その安定感をヨガを通じて得ることは適当なのかもしれません、特に足元がゆらついているエネルギー下では。
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ざっと見た感じでは、具体的な技術指導の要素はあまり言及されていないので、「教え」といってももっぱらスワミ・ラーマのシチュエーションごとの言葉とか「生前」のエピソードとその超人ぶりが主な内容と言えます。
スワミは一応1997年に遷化されています。まさにひとつ前のエネルギー時代でしかるべき準備と種をまくことに専念した聖者だったんでしょう。その種がいま、開きつつある、そんなところなんでしょう。
なお、最後のところで、「少年」にすでに変化した著者によるスワミの「夢」が紹介されています。