唐組の「紅テント」、初登場は1967年夏、ということですので、既に50年以上となる神出鬼没の移動式テント劇場。雨天決行。
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第68回公演、花園神社の威徳稲荷神社を背にする形での紅テント。
この威徳稲荷神社は昭和3年4月頃に建てられたそうで女性に人気とか、紅い鳥居が並んでおり異界へのトンネルのような不思議な感覚を。。。
今回の「おちょこの傘持つメリー・ポピンズ」は、このお稲荷さんの威徳も十分に吸収しているような、そんな塩梅、最後は特に。
紅色が豊かな花園神社、夕方から日没後に異界めいてくる、奥には新宿センター街。。。そこに出現する紅テント、それ自体が既に異世界。
整理券からの整列入場。
たばこ(ハイライト?)の煙ただよう、空間で繰り広げられる、ハムレット、ドンキホーテを合わせたハムドンに活路を求めんとする女性。
メリーポピンズの傘職人、元マネージャー、トラック運転手、「保健所」職員(元役者志望)、駅員、マネージャー後釜。。。の交錯。
昭和ですね。。。。現在が見失っている(!?)人間くささが存分に再現されていますね。