トムヤンクン、スープではなし
前にも書いたと思いますが、何よりも、この映画はタイ人からみた南北格差や、中国人への微妙な見方などが随所に盛り込まれた、タイ的な哀愁を伴ったものです。最後は、確かにトニーチャー扮する主役の「象使いの息子」が「勝つ」んですが、何とも言えない悲しさが残りますね。
つまり、シンプルな勧善懲悪、ハッピーエンドのアクション映画とは違うんですね。アクション映画の体裁をした社会派の映画だと言ってもいいかもしれません。
なお、ムエタイの真髄が映画の中で触れられています。
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