楊式太極拳の抽象性
楊式は、シンプルにした、簡略化したというより、おそらく抽象化(abstraction)して昇華されたキュビズム的な太極拳だといえるでしょうか。後期のピカソ(青の時代ではなく)のそれに近い境地とでもいえますか。
ですから、深いんです、また内功の占める要素がかなり大です。
さすが、台湾の人は八極拳の存在をよく知ってましたね。
というのも、中国人、中国系の人だからといって、「八極拳知ってるないあるか?」と聞いても、「知らないある」といわれるケースがかなりありますので。
また繁字体を使っているだけあって、大陸の簡字体の使用による古典の文化的乖離を憂慮してましたね。台湾人の帰国子女にとっても困難なのが話しはいいとして読み書きなんだそうで、つまり漢字がわからんので帰国したらそのキャッチアップが大変なんだそうです。
なお、台湾人に台湾式足もみをしてみたかったところですが、その機会はおそらく別途。