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by よく寝る、笑う、体を暖める、爪もみ、足揉み

漫画編集者、プロフェッショナル、仕事の流儀

 今日(2007年12月11日)、NHK衛星で「プロフェッショナル、仕事の流儀」の番組を見たとことです、今日は長崎尚志氏(漫画編集者・原作者)が「主人公」です。
 いや~、なかなか興味深くみさせてもらいましたが、こういう番組のプロデューサーの「仕掛け」も興味深いですね。いずれも「モノ作り」に従事する人たちの読者、視聴者の視点や心理を意識したワークと言えます。

 なお、エネルギーワークさえも多面性のある自分自身をもう一つ、または様々な別の視点から観察するというワークですので、モノ作りと同じですけどね。

 さて番組では、長崎氏と漫画家・浦沢直樹氏とのやり取り(彼らは20年来のコンビだそうで)や、新人とのやり取りや、また彼の「師匠」的存在であった同業の故・林洋一郎氏(享年47歳、「人間交差点」など編集)とのエピソードなどが紹介されてます。

 そして、でてくるプロフェッショナリズム的なコメントは、以下の通りです(私がメモったものですので正確ではないかもしれません、→以下も私のコメント)。

・プロは過去の栄光にすがらない。過去にすがるとそれ以上のものが作れない。
→つまり、つねに白紙でスタートってことですかね。だから、プロといえども常に「迷いと悩みの連続」というわけでしょう。

・志を共有して、愛と覚悟をもって冒険に出る。
→モノを一緒に作る際の覚悟だそうです。冒険という意味は、新しい故に社会から理解されないかもしれないという荒波があるからですね。

・無理に説得しない。褒めてダメだし。考える方向のアイデアを示す。
→アイデアというのはヒントといってもいいんでしょう。

・漫画作りの「主人公」になる。
→主人公というのは、自分で考えて、自分で物事を進めるということです、だから艱難辛苦、困難もあります。
  自分の人生の「主人公」になるということも同じです。
  両親のいうまま、人の言うまま、家族の言うままに動いている人は、「主人公」とは言えないかもしれませんね。
 
・プロの素質とは、修羅場で乗り切れるかどうか。
→逃げるのはいずれも簡単ということですね。ここは、日本人的な精神論でもありますか。
  個人的にはここは?ですが・・・

・読者を裏切りながら安心させる。
→裏切ることが読者の好奇心を惹くというわけです。読者は読む前から勝手に期待しますからね、過去の経験とかから。

・漫画を尊敬する。漫画は単なる漫画ならず。
→漫画も一つの創造です、それに貴賎はないでしょう。
 「漫画なんて低俗だ」なんて考える人は、モノ作りをしらなければ、また人間さえもわかってないと言えるでしょうか。人間自身もモノ作りによって作られていくものだからです、で常に未完成といえるかもしれません。なぜなら常に白紙だからですね、作品が出来上がったとしても。
by triad-dyad | 2008-02-06 18:54 | 必殺仕事人模様 | Comments(0)