The NOX in "Star Gate"
風貌やその能力からして仙人的な人たちです、そして瞬間移動や、死者の復活などの能力を持ち合わせています。ですので、他の星に住む連中がスターゲイトを通じて彼らの能力をなんとか会得しようと、人攫い(さらい)や攻撃をしかけようとします。
地球からきた人間は、彼らへの攻撃が予見されることから、防衛すべきだとNoxを説得しますが、彼らの答えは一貫してNoです。
また敵、味方という発想はなく、傷ついた存在がいれば完璧に癒してしまいます、そして「あなたの星へお帰りください」という感じのそっけなさです。外部の人に教えるつもりもなしです。
また彼らは自由自在に「消える」ので、結局は、誰も征服できず、彼らは彼らの平和を維持しているというわけです。外部のそういう存在たちは結局、スターゲイトから戻るしかなくなりますが。
このNoxという存在は、おそらく「理想」なんでしょうか。
それに比べて人間は、攻撃される可能性があるから(攻撃されるから)自分たちの家族を守るためにも防衛すべきだ、そのためには武器を調達すべきだ、・・・・というわけです。(実に稚拙ですね)
まだまだ人間はその程度にしかすぎないということです。
ですので、まだまだ異星間外交なんていうことを人類が出来る日は遠いんでしょうか?
(多次元間外交はすでに個人レベルでは始まっていると思いますけどね)
スターゲイト・シリーズは単なるテレビ・ドラマシリーズ(映画にもなってますが)、多次元を探索する人には必見のものだと思います。