新聞の書籍広告より
「驚くほど精力がつきすぎ 恥ずかしくなってしまった!」
(①血管や血流を改善させる、②脳神経系への刺激が有効、③全身の生命力を高める、東洋医学の知恵、誰でも簡単にできる精力増強法のすべてを紹介)
です。
「恥ずかしくなってしまった!」という部分は、ちょっと恥ずかしいですね。
精力がつきすぎるということはそもそもありませんし、だから恥ずかしくなることもありません。精力というのは生命力です、そして自分の生命力は一定量しかありません、ですから、一時的に大量に使ってしまうことも可能です、ですが寿命が縮みます。そして、えてしてこういう精力の使い方は無謀で稚拙なんでしょうかね、そういう場合は一気に老化します。そして「死」が近づいたといって定期的に落ち込むんでしょう。
落ち込む暇があったら、少しは養生法でも研究してはどうですか。
ただし、ある一定のエネルギーを共振させて、拡大していくことは可能です、それは体の周りにエネルギーを回していくことで可能となります。ただ、原発と同じで、エネルギーを保てるキャパがその人のエネルギーシステムに準備されていない限り、余剰エネルギーは破壊の方向へと向かいます。または外部から地震が起これば、一気に原発自体が不調になります、それは修正不可能な場合もあります。
纏めますと、エネルギーや生命力を高めることは可能ですが、そういう高いエネルギーを取り扱えるキャパがないと自滅する可能性があるということです。
といいながら、実は「自分の生命力」の「自分」という枠をとっぱらえる人は、この限りではありません。自分という枠の中で生きている人の生命力は一定量しかありません、その生命力の中には「愛情」」というエネルギーも含まれます、そのエネルギーの取り合い、独り占めに夢中になっているのが人間でもありましょうか。まあ、それも人間らしくていいと思いますが・・。
なお、海外で日本食を買い占めるという行為をよく日本人で自慢気にする人がいますけど、正直、迷惑です。みんなに渡るようにするのがいいと思いませんか?