From Outer Space To You, By Howard Menger 3
例えば、
「私は毎夜毎晩、同僚たちにすらとても言えないような、ある種の印象を感じていたー誰かが近くにいるような気配を・・・。そしてその姿なき観察者は、とても慈愛に溢れた眼差しで私たちを見守っているように感じられた・・・・」
「私は自分の名前が呼ばれるのを聞いた。しかし彼の口が動く様子は見られなかった。
私は相手が心で発した音を私が頭の中で聞いたものであることを教わった。」
「その男性が微笑みを浮かべ、私の手をやさしく握ると、突然に輝くような温かさが私の体全体に染み渡ってくるのを感じた。」
「彼は端正な顔立ちの男性だった。あきらかにどこか普通でないものを感じさせてはいたが、彼ならふつうの米国兵として通用していただろうし、実際にそうであった。私に彼が特異に見えたのは、おそらくその容姿の造形美のせいでも、きらめきを湛えた透明の液体のような瞳のせいでもなく、なんとも言えない親しみを彼に感じていたからだろう。私には、彼はやさしく、聡明で、そして私がこれまで出会った誰よりも、情緒的にも精神的にもはるかに発達しているように感じられた。」
また別の「天使」も、
「また、清らかな愛情と深い慈しみの輝きが全身からにじみでていた。」
「その手をとると、安らぎと幸せのさざ波が私の全身に染み渡った。」
さて、人間は美人であるとか、均整美とか、光る体とか、そういうものを目の当たりにすると神の使いだとか天使だとかと祭り上げてしまう傾向にありますが、おそらくそれは早計でしょう。メンジャー氏の本では、精神的にも進んだ異星人(「天使」と呼んでますが)が、人類を導く手伝いをしており、自分はもともと彼らの同胞として選ばれたのだというのが基本的な構造です。
どうでしょうか?
まあ、それは置いておいて、手をとったときの感触の描写とかは、個人的にはいい感じを受けます。そういうエネルギーを体感した人ができる表現ともいいましょうか。もし、彼らがそういうエネルギーを放射しているとすれば、ある種のエネルギーワーカーたちであろうと言えます、ただそれをもって人類より優れている云々の議論にはつながりません。