同じ単純な動きを繰り返す子供
単純作業を何回も何回もひたすらする子供がいますよね(低学年以下ですが)、例えば、物を落とすという作業を何回もですね。
これは、別にその子の知能が劣っているというわけではなくて、むしろ全く逆です。知能云々というよりも、子供というのは天然の実験者なんですね。ですから、いろいろな角度や方向やスピードで、また自分の肉体を使って、この次元の物質現実の反応を観察、実験しているというわけです。
ですから、ある意味で探求心が旺盛であるということですし、本人にとっては「かなり面白い実験」ということになります。
また、概念が豊かな子供の場合は、表現したい内容があまりにも高度すぎるため、ある程度、語彙がそろわないと話し出さないことが多々あります。この手のタイプの子供は幼児語という段階はなく、一気に高度な言語を話すようになります。ようは、自分の頭にあるものを表現するだけの言葉がそろった段階で話し出す、ということです。黙っているのは、表現できないから、話さないというわけです。