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by よく寝る、笑う、体を暖める、爪もみ、足揉み

産業医という存在について。また辛いので辞職を考えている、という方

 産業医というのは、あくまで、その会社のスタッフが働けるようにサポートする医者でありますので、その人の人生を親身になって考えてくれるわけでは全くありません。スタッフが働けるようにサポートするんですね、ですから、あなたが不調であれば、産業医であればその不調を除去してくれるような強力で効果的な薬を処方してくれることでしょう。だから山のような錠剤を出される場合もあります。産業医が処方する薬は強力で副作用がありうる薬が多いのかもしれません。自分でどういう薬が処方されているのかチェックした方が無難です。眠剤の類もそうです。

 ですから、産業医に頼る限りは、働かざるを得ないといえます。なぜなら、産業医はあなたが働くようにサポートするからですね。そこには、あなたの辞職したい、転職したい、悩みがあるということは、どうでもいいんです。とにかく「働いてくれればいい」ということですので。
 それ以上のことを産業医に求めるのは筋違いです。


 一方、不調の側からすれば、自分の不調を解決したい、そのために医者に相談しているという気持ちがあるでしょう。
 それなりになんとなく改善したいのであれば、産業医ではなく、会社の外の別の医者に相談することです。もちろん、サード・オピニオン(third opinion)を求めても可です。
 ただし、医者も所詮、医療サービスの提供であって、あなたの問題を解決してくれるわけでも、師匠でも、あなたの人生選択を決めるわけでも、細木数子や江原氏でもありません。手元に薬がきて、とりあえず通院する、それだけのことです。後はどうするか、ご自身で探求するしかありません。


 なお、体が不調で辞職や転職を考えたいが、そこまで踏み切れない人は、とりあえず、休職というシステムが活用できるのであれば、外部の医者に処方箋でも書いてもらって休職なり病休をして、休むことです。自然の中に数日身をおく、温泉で湯治的に一週間ぐらいでもブラブラしてみる、そうすると閃きがでてくるかもしれません。

 辛いときにその辛さのままで辞めてしまうよりは、とりあえず一旦停止してみて、違う環境に身を一人おいてみるってことです。そうすれば辞めるにしても自分の内面はぜんぜん違います(おそらく)。
 人に相談するのは自分自身が混乱するだけですし、消耗しますし、変に気を使われるか、「がんばれ」といわれるのが落ちですので。
 
 最後に頼るのは結局は自分です。
by triad-dyad | 2007-06-16 00:48 | 瞑想Meditation | Comments(0)