Mr. Bean's Holiday ビーンの映画拝見済み!
内容、そうねー、やはり短編シリーズとは違って、映画なので、ビーンは間延びしちゃいそうですけど、でも前回の映画と同様にビーンは「変な謎の人」なんですが、「いい人」という納まり方で収束していきます。偏執さや極度の拘りは健在ですが。
ビーン氏は、自分のこだわりに素直であるところがいいかもしれませんね、自分に対する正直と、そのためには社会や他人と迎合しない(彼なりのマナーリズムmannerismというのは確固としてありますが)、それが社会の中で浮いても、そもそも気にしない、そこら辺がいいですね。ある意味、誤解されやすい人物なんですが、しかし付き合ってみると味がでてくる、そいうタイプの人物という設定なのかもしれませんが、まあそれは置いておいて。
今回は舞台がフランスなので(くじ引きでビーンが南仏のリゾートへの旅行が当たったということで)イギリス人とフランス人、ここら辺の文化感覚の違いもさり気なく笑いにつなげているところも、面白いところかもしれません。
今回の意外なところは、ビーンのダンスも勿論登場しますが、オペラのピエタ?を熱演してくるところは、ビーンという人物の素養の深さを伺わせます。平凡の非凡といったところでしょうか。