日本人とファッション
冒頭の見出しは、
「ファッションは時代感覚だが、それぞれの人の装いは自分との対話でもある。大人のおしゃれは主体的なライフスタイルの確立が前提となる。」
で、こんな感じの発言。
「自分が気持ちがいい、安心して着られるものがある。それが個性・流行をそのまま取り入れたりするのはオシャレじゃないですよ。流行を知ること、それは大事だけれど、そのままではなく、自分にどう取り込むか。自分がわかってないとだめ。」
「若い人はいろいろやってみるのもいいけれど、中年になったら自分を知らなければ。」
で、
「経済的に豊かになって、高価な有名ブランド品も買えるでしょうが、この50年で日本人のファッション感覚はどう変わったかと考えるとなんとも言えませんね。」
だそうだ。
服もエネルギーですから、森氏の発言はエネルギー的な観点をよく捉えているといえましょうか。人間関係についてもずばり、森氏の指摘が当てはまるとも言えます。