Drivers, Nomads in Yemen イエメンでの車運転
といっても、日本での車の注意とはちょっと違う。
なにせ、免許自体もあって無きが如しだ、事故があっても無免許だろうと別に関係ない、示談で殆ど解決される、で日本的に相手が100%過失があるとしても、相場は7:3だ。そこに、免許をもっている、いないんて、全くどうでもいい。
だから、免許取得もなんとでもなる、お金をちょいつめば、またはコネを使えばだ。
で子供でも運転している、4WDを。確かに地方とかは、男手が足りない(大人は出稼ぎにいっていて不在)ので、子供が運転せざるを得ない状況は確かにあるだろう。女性はサウジのように運転できないというわけではなく、女性の運転は可能だ。でも運転はやはり男性がする、という発想が強いだろう。
イエメンで注意ポイント。
1・イエメンでは、基本的にあなたの前方の車は、あなたを認識していないと考えた方がいい、
バックミラーなんてみてないからだ、そもそもバックミラーでさえ無いボロ車だ。
2・あなたの後方車は、あなたの車を追い抜くことしか考えてないし、余所見も多い。だから、後方車はつっこんでくるかもしれないと認識した方がいい。つまり、当てられないように難を事前に避けるように運転する必要がある。
3・隙があれば、割り込む。道を譲るという発想はない。
4・左右前方後方から、割り込んでくる。気をつけないと、予想してないところから車が突然現れる。逆走なんてことは日常茶飯事だし、特に乗り合いタクシー(ダッバーブ)もそうだ。
ダッバーブDababとは、豹・虎や爬虫類が虎視眈々と忍び寄るときの動作を示す、だから「こそりこそり」と忍び寄る車だ。ダッバーバDababa=戦車、じゃないので、お間違えなく。
だから要注意だ、ダッバーブは、とんでもない止まり方をするので、あまり接近しない方がいい。
ちなみに「ゆっくり」はイエメン方言では「ダラダラ」と発音する。
5.だから、ドライバーを喚起するために、クラクションを連発する。
6.方向指示器はそもそも壊れている、左右間違えるタクシーなど様々だ。要注意だ。
7.フラッシュライト多用、対向車があろうがなかろうが、目ツブシ攻撃だから注意!
どうですか、皆さん。ダッー!ってわけじゃないが、
イエメンの車マナーに腹を立てていては、命が持たん。まあここは、寛容に、かつ連中に細かく注意しつつ外国人は運転するしかない。怒ったところで、あなたのストレスと胃が痛むだけだ。
Road Rage does not give you something good but stresses!