Mr. Ramzi back ラムジー再来
まあ、元気そうで何よりだ。相変わらずの痩せぎすだが、顔色はよくなったか、日焼けもして。
ラムジー氏は、某S社の警備会社に勤務しているセキュリティ、つまり警備員だ。イエメン的警備員といったらいいだろうか、まあ兎に角制服きてたっていれば、一定の抑止力になる、その程度のセキュリティだ。ただ体をはるっていう商売だから、健康には気をつけてほしいもんだ。
このラムジー、勤務中にウード(日本でいうなら琵琶みたいなもんだ)を弾きながら歌っているという、ありとキリギリスのキリギリス的な勤務の仕方をやっていたという、ある意味でツワモノだ。なぜかって?それは夢が歌手になることだからだ、だから勤務時間も勤しんで内職ならず、ウード演奏、ってわけだ。上達したのか?
まあ、そんなことやってても勤務できるってところが、イエメンの長閑さでもあるが、それでは警備にはならんわな。
足もみも習得したそうで、仲間もたまにもんでやっているそうだ、それなりに喜ばれている、というのが本人の自己評価だ。
まあ、イエメンにもこういう警備員が一人でもいてもいいんじゃないか、そんな気分だ。好人物だ、ムッとしているよりもずっといい、ただ警備員にふさわしいかどうか、それはわからん。
でもエネルギー的にはいいものを放射している。
元気でやってくれ、ラムジー君よ。