乾燥と腐敗 Yemeni is dry?
何がかっていうと、もらったお手製のイエメン菓子、手に取ろうと思って手に取ろうとして、
よくみたら、白い霜柱みたいなものが立っているじゃ、あーりませんか。
ウップスだ、アメ公なら。イギリス人ならExcuse me?とスノッビーに、フレンチ野郎なら、
Ce Bon!なんていうだろうか。イタ公ならチョッチョリーナ!か、スパニアードならComo?と自問でもしてみるところか。
でこの白い霜柱は、カビだ、日本でおなじみのカビとはちょい種類が違うぞ。
ともかく、気づかないと、この白い霜柱もようのものをカビとは認識せずに食べてしまうから要注意だ、食べてしまったら、Que sera seraで天命に任せてしまうしかないな。
または「白いカビー、たーべてたー女の子~」と哀愁をこめて歌うかだ。
さて、サヌア、だけではないが、イエメンだとモノが腐るのが速いと感じるはずだ、日本人的には。しかしサヌアだと臭わないから、ちょっとたちが悪い、だから腐っていても食べてしまうこともある、気づかず。
日本ではなかなか腐らない、食品全般がそうだ、少なくともイエメンのそれよりは賞味期限が長い、なぜか?
それは、日本で食べる食品は防腐剤やらなんやらがテンコ盛りだからだ。
イエメンのものは、そういうものが付加されていない(もちろん、保存食や缶詰の類は除く)、だからすぐカビというわけだ。実はこれが普通の本来の自然の姿だ。
ある意味で日本の食品は不自然の産物ということだ。
サヌア、乾燥もひどい。だから寝ていると軽く脱水症状気味で頭痛に悩まされることだろう、
だから5時間ぐらい寝たら水分で補給しておくぐらいが無難だ、
だから夜明け前(Fajr)のアザーンとともに、水を少し補給しておくぐらいが適当だ、礼拝までしてもいい。
それ以外には、肌がかさかさになる人もいるだろう、高地ではごしごしと皮膚を洗わないことだ、油の皮膜で皮膚を護っておいた方が正解だ。
チベットでも風呂なんざはいったおりには、すぐに熱をとられて風邪ひくぞ。だから旅行者も居住者も風呂なんかはいらなくていい。
サヌアは所詮2300メートル程度だから、チベットには及ばないから、そこまでする必要はないけどね。
だから、パンも一晩寝かすと、あらまーカンパンの出来上がりだ。
ノッポさんもゴンタクンもびっくりだ!
はに丸さまも驚きかもしれん。 ヒンベイに聞いてみたいところだ。