絶叫マシーンではないが絶叫してもおかしくないこと
まずは、電話線、へたすると電気まで一方的に切られてしまうことだ。電話については、事前に請求書がくるわけでもなく、ある日突然、不通になる、こうなってはじめて出向いて滞納金を支払うというわけだ。しかし、通知がないのでいつきられるかわからない。
なぜかというと、イエメンでは踏み倒す人が多いからだ、だから滞納金が一定額を超えた時点で切断されるというわけ。「使いたかったら出頭してお金を払え」ということなのだ。つまり供給側が断然強い、だからそこに生活権なんて発想はどこにもない!
今回も帰ってくると案の定、切断でインタネットも切断されてしまった。まあ、細かい普通の日本人だと絶叫でもしているかもしれませんな。こういうときは、とりえあえず、悠長に水タバコでもふかしてみて、一つ一つ片付けていくしかありませんな。
いらいらしたって、また切れたところで途上国では何も早くはすすみませんって。
水は、首都サヌアでも上下水道が完備しているなんてことはありえない。
で私の家も定期的に水配給車(Waitat)に水を運んでもらい、家のタンクにためる、それを自家用ポンプでまわすというわけ。ワイタートは一見すると、日本のバキュームカーか?と思うような風体をしているが、違いますので!
ちなみに、下水はずばり地下浸透式であって、下水管などはなく、地下数メートルに穴が掘ってあるだけ。
だから多雨となって、地下水が上昇すると、ひどいことが起こることになるんだが。
サヌアでは低地にすまないことがコツだ、でないと、すべての下水、汚水が地下ルートでそこへ押し寄せるというわけだから。ちなみにサヌア空港の方が低いので、空港の周りは、空気もいただけない臭気がするのは、気のせいでもなんでもなし。