日本雑感 Nowadays Japan through TV
到着時はノロ・ウィルス蔓延ではじまり、身内による一連のバラバラ殺人事件、そして宮崎での鳥ウィルスの発生、また不二家等の不祥事や絵画詐欺など。これらの事件については、特に自分から知りたくってしったというより、テレビで朝から夜まで何回も何回もいろんなテレビ局が繰り返し報道することで、耳に残ってしまったものだ。耳ということは脳でもある。
正直、年末年始から、この手の報道でインプットされてしまったであろう日本国民のエネルギーは新年早々からダウンだ。まあだから一方で硬軟のバラエティもりだくさんでバランスをとろうってことなのかもしれないが。しかし「欧米かっ!」は少なくとも40回はテレビで聞いたぞ、某課長、オフィスで連発するのはおよしなさいよ(「アジアかっ!」っていうのも不可)
日本のテレビ局の報道姿勢、この手の事件を「深刻で忌忌しき事件」という正義感を一見もっているが、どこか視聴者にいたずらに不安を煽ろうというようなやり方は極めて日本的だ。
エネルギー的にはこのようなテレビに浸かってしまうと、確実にウツ的になってしまうだろう。
否、すでに日本社会は「仮面うつ病」的社会といってもおかしくないのでは。
まあ、でも元星組女役トップ檀れいさんが映画出演もありテレビで見かけるようになったのはまずまず。一部の宝塚ファンには遺憾?かもしれぬが、サイン入り色紙をもっている私には、ファンでもないが、好印象だ。まあ人間ってそんなもんだ。映見くららさんも波にのれ~
で、ウツというのは「気合」とか「死に物狂いの努力」でなんとかなるものではなく、今の大量情報社会で要処理事項の量が半端ではない現代では、そんな努力をしたら燃え尽きるだけだBurn out。ウツというのはその燃え尽きる前に肉体がサイド・ブレーキを引くような防御措置。
ウツになったら、自分の肉体の無意識の働きに感謝すべきだ、むしろ。
バラバラ殺人もこれは既に人間の感覚を越えているので、そういうエネルギーが従来の地球のエネルギーの層とは異なるところから流入してきているとも言える。もちろん、バラバラ殺人は今にはじまったことではないが、ごく普通の家族の些細なことから起こるものではおそらくなし。
つまり、ちょっとしたネガティブなエネルギーを発すると、それがとんでもないエネルギーの周波数と一致し、その手のエネルギーを一気に引き寄せてしまい、コントロール不能になってしまうということだ。これは以前であれば、異次元間で見えない形でエネルギー壁があったためよかったが、今やその壁もないので、右の通りの状況ということになる。だから自分のエネルギーに気を配れということがエネルギーワークの主眼でもある。
ウツというのはこの意味でも全面的な情報、エネルギーのシャットダウンと言える。だから人間もエネルギー体だから他人からのシャットダウンだ、強制のね。シャットダウンしたら、とりあえずそのまま流れてみることだ、そうするとある時、またエネルギーが湧出してくるのが感じられるだろう。無理にシャットダウン状態を解除しようなんてしないことだ。
とりあえず自然に触れてみるといい、なぜなら自然のエネルギーは無色透明的で体に親和する。シャットダウンを解除するには、無色透明的なエネルギーが少しずつ必要でしょうな。それが神経を再補強してくれるはず。
絵画詐欺事件もある種、「おいしい」(これこそ、「ちょーやばくない?」話で、まさにやばいよやばいよ(出川風でお願いします)*1)儲け話に被害者が再度かかってしまうというもの。お金も今やE-money化しているので、感覚が麻痺気味というところに原因がありそうだ。少なくともどういう絵画を購入するのか、チェックするということなぜ怠る?欲しい絵画を実際にみて買う、それが普通だ。しかし、それをホテル等に貸与して月1万の収入とする、というところに焦点があるところ自体がきわめて日本的だ。
こういう金銭・経済発想は、日本の景気が実は回復してないってことの証左。日本人はエンゲル係数を下げていくしかないんじゃないか。
他方、アラブではじゃどうですか、といわれるとこれまた楽観できない。
衛星ジャジーラ放送、アラビーヤ等のアラビア語衛星テレビの報道も日々、戦争、テロによる死亡、殺害のニュースばかり、で討論といってもそれぞれのイデオロギーをぶつけるだけという、なんの止揚(アウフヘーベン)もない、こういう討論・議論は視聴者を疲れさせるだけ、で不毛、時間の無駄、論者の自己満足。正直、日々、何人がテロ事件で死亡、何人が衝突で死亡、ばかりのニュースばかりみていると、人の生命に対する感覚が視聴者でさえも麻痺してしまうのは、オソロシイ。正直、レバノンLBC、とかドバイ発MBC2,3,4以外のアラビア語衛星テレビは辟易だ。
まあでもタイ衛星テレビは、タイ的リズムでおちつくな(バラエティが多い、ただしタイも問題続きだ)、ベトナムはローカルな歌ばかりだし、中国CCTVのドラマはまずまずだ。スペインTVEは内容にバランスがとれてて(ただし、ドラマはいつも過激に男女が喧嘩しているね)、フランスGulliは私好みだ(ドラマ「サブリーナ」とかやっているので)。
イタリアRaiは、いずれのチャンネルもまあイタ公ののりだね、だからなんだか陽気だ。
テレビをみてエネルギーが落ちたら、サラリーマン体操で体調を整えて、エネルギーのバランスを!
または、Disney SeaでTower of Terrorから落ちてみるっていうのも気分はすっきりするかもね。USJでスパイダーマンに乗るとかえってクラクラするから要注意。
まあ八景島シーパラや後楽園のフリーフォールでも可。
*1 「やばい」という言葉は出川哲郎氏の使用方法が「適切」のように感じるが、言葉は変転していくので、「やばい」はvery coolという意味で年齢に応じて翻訳しなおす必要があります。なお、出川氏はどうでもいいけど1964年横浜生まれ。
「お客さん、この商品、ちょーやばくないですか」と聞かれたら、「かもね」ととりあえず受け流しておきましょう(流水受け)。