fresco de Wadi Siyagh مرسوم في وادي الصيغ، البتراء
①まずは、ペトラのメインルートのバシン・レストランから左に行くワディ・シヤグの崖にあるフレスコ画。このフレスコ画のある家は狭いですが、なんとも優雅でオシャレな佇まいです。往年には、当時は潤沢な水を貯えたワディ・シヤグの川の流れや季節折々の花鳥昆虫を眺めながらの小洒落た風流な生活をしていたのではないかとイメージが膨らみますね。
(門を描いたフレスコ画)
フレスコ画花々部屋全体に描かれてます。さしあたり、芸術家か好事家の家だったんでしょう。
階段を上るとフレスコ画の家、アルハビース城から撮った写真。崖下はワディ・シヤグの涸れ川。
②もう一つはリトル・ペトラのワディ・バーリドにある彩色画。これは笛吹く天使やら動植物が色鮮やかに残っていて、細かい芸術センスが如実に感じられます。往年では、こういう色鮮やかな壁画に囲まれた環境で暮らしをエンジョイしていたんでしょう。
この二つ以外では壁画は残っていないというのは、数千年以上にわたりこの遺跡の経てきた生き様の故でしょうか。まあ、まだ未発見のものが地下かどこかにあるかもしれませんが。