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千里診脈(懸絲診脈)と正脈とやら

 張永祥氏の「気功の真髄」を読んでいるところです。

 張老師は、医療保健功(予防保健、医療臨床)、武術健身功(強身健体、宏揚武学)、宗教修行功(霊体帰家、修身養性)、諸家実用功(美容・体躯、科学教育、人探し・水脈探し)などをマスターしたそうで、健康気功を指導されているそうです。

 同書に面白い記述があるので、ここに簡単に引用しておきます。
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 義母から学んだことの中でも秘伝中の秘伝とされていたのが、「千里診脈」です。これは、遠く離れたところからその人の病気を診たり、治療を行うというもので、もともとは皇后や妃殿下を診療するための道家の秘法でした。

 昔の中国では、医師であろうと皇后や妃殿下の顔を見たり、体に直接触れることはできません。かといって、診察を誤ればその者の命はなかったのです。

 そこで、道家の医師は、皇后や妃殿下の体に巻いたヒモをついたてを隔てたところで手に持って、脈を診ました。そのとき、右手ではヒモを持ち、左手はアンテナのような役割を果たしたといわれます。手の平には人体のさまざまな部位と反応する箇所があり、どこがジンジンと感じるかによって相手の悪い部位が分かるのです。

 この手法は懸絲診脈と呼ばれ、これを中心にして様々な秘法が集大成されて千里診脈が完成しました。

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 変な話ですが、この個所を読んだときに感応するものがありましたね。。。
by triad-dyad | 2010-08-25 22:42 | 武術・気功 | Comments(0)