感覚の違いと不具合
トヨタのハイブリッド車のプリウスのブレーキの「不具合」は「ドライバーの感覚の違いであって車には異常はない」という立場をとっていましたが、結局5日には豊田社長が謝罪してリコールを含めて早期の対応を行う方針だとか。
それ以外にも欧米トヨタのブレーキのペダル問題でリコール、その上にレクサスも不具合があるとかないとかと、でそれは「米国によるトヨタ叩き」という考え方もあるようです。
事実関係はよくわかりませんが、いずれにせよ、メディアでの一連の報道はトヨタにとってはかなりの打撃で、それなりにブランドに?がつきつつあるという印象は多少なりともあるかもしれないというところでしょうか。
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さて、この投稿でのポイントは、ブレーキの感覚の違いです。
微細なエネルギーがアップダウンしている昨今のようですから、ダウン・モードになれば自己不信や人間不信モードになってくることもそれは当然でしょう。
他方、全般的にはエネルギーのモードは高まっているようですから、どうしても意識がボーっとしてそれこそ肉体はBot(Robot)のように、意識は浮遊して地に足につかず、そんな状態の人が少なくないはずです。
ですので、そういう状態で運転をしているとした場合、特にハイブリッド車のような音の静かな車はある種の「瞑想状態」というか隔離状態を助長しますからさらに感覚が「麻痺」してしまう可能性があるのかもしれません。そういう状態でのブレーキの感覚はどうしても鈍くなるというのはあるんでしょう、それが違和感として「ブレーキがかかりにくい」という風に解釈されることも十分にあります。
ようは、雑音は、雑音だから除去すべきなんではなくて、雑音があって地になるからこそ主音が生き、また感覚が地に足がつくということもあるというわけです。
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いずれにせよ、こういうご時世には車の運転等の注意を要する作業をするときには、今までよりもさらに念を入れて行うのが適当なんでしょう。また今までの「慣れ」はすでにぶれていると認識した方がいいかもしれませんね。
「今まではこうだった、これで問題なかった」というのは、今や当てはまらないんでしょう。
だから歴史の中に問題解決のヒントを探しだしているというのが歴史ブームの背景なんでしょうが、「官軍」の歴史にヒントがあるのかどうかってところでしょうね。